ただひとつのことに狂いつづける。

 

 まだローフードなど知らぬ時分、朝食に果物と野菜をブレンダーでジュースにして飲む習慣があり、また、おやつはマカやカカオパウダーなど効能に良いパウダーを、浸水した生のナッツと玄米甘酒に混ぜてクリームにしたようなものでした。浸水して毒を出すことは、祖母が小豆や大豆をひと晩水に浸してよく洗ってから使っていたことから、感覚的に生の種子やナッツはそうすると思っていた、という単純な発想からです。

 のちにローフードという素晴らしい世界と出合い、朝飲んでいたジュースはロースムージーと呼ばれること、効能に良いパウダーはスーパーフードと呼ばれるようになったこと、生の種子やナッツを浸水して洗ってから使うことは酵素抑制物質の除去であることを知りました。また、さらなる体調改善を経験し、酵素栄養学をはじめローフードにおける健康の真髄に深くふれ、まさしくこれこそが私の居場所だ…と感涙いたしました(それまで自分は異端・変人なのかもしれないと思っていた)。

 

喩えるなら、ローフードは、まるで
「みにくいアヒルの子」でいう “白鳥の世界” です。

 

 

 私の生き方は、質素に目立たず、脚光を浴びることなく、自然のある静謐な場所で、愛のある暮らしをすることです。決して多くを求めない。小さくゆっくりと持続可能な暮らしを主軸に、唯一無二のミッションをクリエイションすること。それがローフードなのだと実感します。

 

愛に忠実に。ただひとつのことに狂いつづける。

 

 自由であることと創造的であることは、私の人生には欠かせないエッセンスです。今、目の前にあるものだけで、レシピのない架空のローフードを、自分のカンで作ることが楽しいです。ローフードはあまりにも自分の生き方に溶け込んできたため、これまで特に私生活におけるローフードの詳細は殆ど表現してきませんでした。これらは日常のほんのヒトコマです。娘にも同じものを小さく食べやすくしてあげます。もちろん彼女も動物性食品は一切摂らないローヴィーガンです。今日、1歳半健診がありましたが順調に成長していました。

 

 

 ローフードはプラントベースのホールフードで酵素を破壊しない 48 度以下で仕上げた、卵・乳製品・小麦粉・砂糖不使用、無添加で罪悪感のない、カラダに良い非加熱料理。私はヴィーガンの、ローフーディストです。いま、世界的に動物愛護・地球環境保護などの倫理的理解やフォイト栄養学の呪縛が広まり、ミレニアル世代の 70 %近くがヴィーガンに移行しているというデータもあります。

 ローヴィーガン・クリエイターとしての自分の今後の在り方は、作ったローフードをどこか特定の場所で不特定多数の人向けにランダムに置いて成果を稼ぐというよりは、自分に注文をくださった方のために、心を込めたて創ったお品を贈る、という方向性です。製造業ではなく、創造者。儲けより、自己満足。1000 個の商品を作るより、1 つのお品に愛を込めたい。

 

 

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